婚活するなら結婚相談所を利用しようと思った時、気になるのは結婚相談所を利用する人たちの年齢層です。
やはり自分と近い年齢層の人がたくさんいたほうが婚活はスムーズに行きますから、そこは一番知りたいところですよね。宣伝文句だけで若い人が多い、30代が多いと言われても良くわかりませんから、データから調べてみるのが一番です。
日本結婚相談所連盟という全国組織がありますので、まずはそこのデータをまとめてみましょう。
目次
どのような人が利用している?
日本結婚相談所連盟の情報によると、結婚相談所を利用する人たちは日本全国に6万人ほど存在します。
そしてその中から2014年には年間3,800人以上の人たちが実際に結婚されたというのですから、とてもおめでたいことですよね。そして毎月2,000人もの人たちが会員として入会しているといいますから、利用者は常に入れ替わっていることがわかります。
つまり、常に新しい出会いが期待出来る環境が整っていると言えますね。
結婚相談所を利用している年齢層は?
一番知りたいのが、結婚相談所を利用している年齢層です。同連盟のデータによると、年間で平均して30代から40代の利用者が多いことがわかります。
特に30代の前半から40代の前半までの層が一番厚く、自分の社会生活が落ち着いて、そろそろ一生一緒に過ごせるパートナーが欲しいと思う時期がそこにあるということが見て取れますよね。
若者の合コンやパーティなどとは違って、落ち着いた気持ちで相手を探すことが出来ると言えます。
以下のデータは結婚相談所の年齢別会員構成比。
男性は35歳~44歳までの利用者が一番多く、50歳以上の会員も全体の15%以上とかなり多いです。
女性は30歳~39歳までの利用者が一番多く、50歳以上の会員も全体の10%以上とそれなりに多いです。
生活が安定する時期
結婚相談所を利用して結婚相手を探そうとしている人たちは、ほとんどが生活の安定した人たちだというのが特徴です。日本も雇用不安定な状態が続いていますが、公開されている年収などを見ても今時驚くほど高い収入を得ている人も少なくありません。
国税庁が発表している民間企業の平均年収は、現在409万円だそうですが、それを軽く上回る男性会員も多いようですから、生活の安定を考えるとかなり安心出来る年齢層が集まっていることがわかります。
もちろん一緒に添い遂げる相手には経済的なこと以上の要素がありますが、やはり一般的な交際ではなく結婚という目標がある以上、ちゃんと暮らして行けるだけの生活力は必須です。
ただ単にお付き合いする相手を探すだけではないわけですから、やはり結婚相談所のようにしっかりした会員が揃っているところを利用することが大切だということが理解出来ます。
40代で婚活を始める人が増えている
日本では男性でも女性でも40代で婚活を始める人が増えています。そんな時に、もう40代だけど婚活サイトは使えるのか?という疑問を持つ人が少なくないようですね。
基本的には、婚活サイトを利用するのに年齢制限はありませんから、40代と言わず50代でも60代でも婚活サイトを活用することは自由です。
ただ、正直なところ、40代になったら婚活サイトではなく、きちんと料金を支払って結婚相談所を利用するほうをお勧めしたいですね。
結婚相談所以外の婚活サイトは年齢層が低い
まず、結婚相談所以外の月額性婚活サイトの利用者は年齢層がとても低いのが事実です。それだけで、40代が婚活サイトを利用するのに不利になることは否めません。
若い年齢層は子どもの頃からSNSなどインターネットで自己表現することに慣れていますから、自分をいかに魅力的に見せるかも知っていますし、自己アピールもとても上手い人が多いです。
そうしたテクニックなら絶対に負けない、という人なら良いかもしれませんが、やはり厳しい言い方ですが年齢の面からすれば40代は良い条件とは言えません。
自分よりも上手く自己アピールが出来る若い年齢層の人たちが、それこそ世界中から集まっているような場にわざわざ出て行って勝負するようなことは、現実問題避けたほうが無難と言えます。
頻繁に更新しなければ意味なし
実はインターネットでSNSなどを得意とする人は、とにかく常に新しい情報を発信することがいかに大事かを知っています。
古い情報はどんどん人の目に留まらなくなりますし、あっという間に忘れ去られてしまうことを知っているのです。
だから、婚活サイトに一度登録した情報を二度と更新しなかったり、自分がどんな趣味でどんなことを楽しんでいるか、常に何かを発信する草の根活動が不得意な人には絶対に向きません。
実際には昨日の情報どころか、朝の情報が夕方には古くなってしまうような世界です。
ほんの少しの時間があれば常に何かを発信するクセがついている人でないと、おそらく参加者の山の中に埋もれてしまうでしょう。
でも、40代で自分の生活が確立されている人、職場で責任ある仕事を任されている人の多い40代に、本当にそんな余裕があるとは思えませんよね。
結婚相談所なら年齢が上の人もいる
結婚相談所であれば、年齢の上限も60代や70代までOKとしている所も多いです。つまり同年代の方と知り合うことができるという事です。婚活サイトに無理に登録して周りは若い子が多い状況はかなり厳しいと言えます。
私は超お金持ちです。とかアパレル関係の会社を役員です。とか何かしら強力な武器があるのであれば婚活サイトでも問題なく選ぶことはできると思いますが、普通の人であればしっかりとマッチングする結婚相談所を選ぶのがベター。
上記で紹介したデータを見ても50歳以上はかなり多く入会しているので、お相手が見つからないなんて事にはなりません。
本気度を求めるなら結婚相談所がベスト
結婚相談所以外の婚活サイトの利用者は、実はあまり結婚に本気になり切れていない人もたくさん参加しています。
ひどい場合はまったく結婚する気などなかったり、既婚者だったりする場合も多いので、情報の信憑性が一番大事になります。
人と人とが顔を合わせて縁を結ぶ結婚相談所とは、そうした面での本気度がまったく違います。
厳しいようですが特に40代、50代から婚活を始めるという方は、より本気度を求めて結婚相談所を選ぶ方が良いでしょう。そのほうが成婚率が高くなるのは当然のことなのです。
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